仮想通貨ワックス(WAX/WAXP)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
仮想通貨ワックス(WAXP)とは?
ワックス(WAXP)は、ゲーム内アイテムをNFTとして売買できる分散型台帳取引プラットフォームです。具体的には、プラットフォームの名称が「WAX」で、使用されるトークンが「WAXP」となっています。
開発元の「OPSkins」は世界的に有名なゲーム内アイテムの売買サイトであり、過去に実施したICOでは90億円もの資金調達に成功しました。現在、OPSkinsはワックス(WAXP)に統合され、NFTの売買サービスに注力しています。
なお、ワックス(WAXP)はすでに多くの大手取引所に上場しており、活発に取引がおこなわれています。ワックス(WAXP)を購入したい方は、Binance(バイナンス)に登録して取引してみましょう。
仮想通貨ワックス(WAXP)がよくわかる5つの特徴
ワックス(WAXP)の特徴は以下の5つです。
- 開発基盤にEOSを採用
- デジタルアイテムを売買可能
- NFTの作成・販売ができる
- 多くの企業に利用されている
- キャッシングローンの担保にできる
それぞれ解説していきます。
開発基盤にEOSを採用
ワックス(WAXP)は当初イーサリアム(ETH)を使って開発が進められていましたが、ガス代の高騰や処理遅延などが発生する「スケーラビリティ問題」に悩まされていました。
そこでワックス(WAXP)は、イーサリアムの弱点を補っている「EOS」を開発基盤に採用します。EOSは取引手数料が無料であり、処理スピードも速さに定評があるブロックチェーンです。
EOSをベースに開発をおこなうことで、ワックス(WAXP)は低コストのNFT取引を実現しています。
デジタルアイテムを売買可能
ワックス(WAXP)は、デジタルアイテムを自由に売買できるNFTマーケットプレイスです。
先述したとおり、ワックス(WAXP)はイーサリアムのスケーラビリティ問題を解決した「EOS」を採用しているため、低コストでスピーディーなNFT取引を可能にしています。
また、ワックス(WAXP)には「スマートコントラクト」という自動契約の技術が実装されており、ユーザー間で直接NFTを取引できるのも特徴です。
仲介者がいない非中央集権型のシステムにより、分散化された透明性の高いやり取りが可能となっています。
NFTの作成・販売ができる
ワックス(WAXP)では、誰でもかんたんにNFTの作成・販売をできるのが特徴です。
ワックス(WAXP)のクラウドウォレットをインストールすれば、画像や動画、音楽ファイルを即座にNFTに変換できます。
さらに、一定数までの販売であればガス代無料でNFTを出品できるので、ユーザーのコスト負担もありません。
ワックス(WAXP)で自分のNFTコレクションを作成して出品したい方は、ぜひトライしてみましょう。
多くの企業に利用されている
ワックス(WAXP)は利便性の高さから、多くの企業に利用されています。ワックス(WAXP)を利用している企業の一例は、以下のとおりです。
- カプコン
- EOSBet
- Topps
- Splinterlands
- deadmau5(デッドマウス)
特に日本の有名ゲーム会社であるカプコンは、人気格闘ゲーム「ストリートファイター」のNFT制作にワックス(WAXP)を採用し、大きな話題となりました。
今後もビッグタイトルのNFT制作にワックス(WAXP)が利用されれば、需要はさらに拡大するでしょう。
キャッシングローンの担保にできる
ワックス(WAXP)は、仮想通貨を担保に法定通貨の融資を受けられる「SALT」と提携を結んでいます。
SALTではビットコイン(BTC)やなどを担保に法定通貨を借りられますが、2018年にはWAXPも担保として利用されることが正式に発表されました。
つまり、WAXPを担保にキャッシングローンを組めるので、信頼性の高さが認められた形となります。
仮想通貨ワックス(WAXP)の今後の見通しと将来性
ワックス(WAXP)の今後の見通しと将来性について、以下の2つの観点から解説していきます。
- NFT市場の拡大
- 新たな取引所への上場
それぞれ見ていきましょう。
NFT市場の拡大
ワックス(WAXP)はNFTを取引できるプラットフォームなので、今後の見通しはNFT市場が発展するかどうかに左右されます。
NFTは2021年に入ってから急激な成長をとげた分野であり、伸びしろはまだまだ残されています。特に、NFTゲームの分野は多くのビックタイトルが開発を進めている最中なので、これから一気にマーケットが拡大する可能性が高いです。
NFTの発展とともにワックス(WAXP)の需要も増加すれば、価格は大きく上昇するでしょう。
新たな取引所への上場
ワックス(WAXP)はすでに多くの大手取引所に上場していますが、Bybit(バイビット)やFTXなどの取引所には未だ上場していません。
さらに、日本の取引所でワックス(WAXP)を取り扱っている所は1つもないので、今後の新規上場に注目が集まります。
ワックス(WAXP)がより多くの取引所に上場を果たせば、取引量の増加による価格の上昇が見込まれるでしょう。
仮想通貨ワックス(WAXP)のまとめ
今回は、ワックス(WAXP)の特徴や今後の見通しについて解説しました。
本記事のまとめは以下のとおりです。
- ワックス(WAXP)はゲーム内アイテムを取引できるNFTマーケットプレイス
- EOSの採用により「低コスト」かつ「高速処理」のNFT取引を実現
- 誰でもすぐにNFTを作成して販売できる
- SALTとの提携により法定通貨の融資に担保として利用できる
なお、ワックス(WAXP)は国内取引所では取り扱われていないので、購入する際は海外取引所のBinance(バイナンス)を利用しましょう。
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