仮想通貨Chainlink(LINK)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
Chainlink(LINK)とは?
Chainlink(LINK)の概要です。
ティッカーシンボル | LINK |
承認アルゴリズム | PoW |
時価総額 | 4,316億円(2022年8月29日現在) |
時価総額ランキング | 23位(2022年8月29日現在) |
最大供給量 | 1,000,000,000 LINK |
発行 | 2017年9月 |
ホワイトペーパー | https://ift.tt/GUSmi0C |
Chainlink(LINK)は、分散型オラクルネットワーク「Chainlink」のネイティブトークンです。
2017年9月にICOを実施し、3,200万ドル(約35億2,000万円)の資金調達に成功しました。
Chainlink(LINK)の特徴
Chainlink(LINK)の特徴を3つ紹介します。
1 外部サービスのデータをスマートコントラクトに接続できる
Chainlink(LINK)は、スマートコントラクトと外部データの橋渡しをすることができます。
通常、ブロックチェーンやスマートコントラクトは外部データ(ブロックチェーンを使っていない銀行の送金データやSNSなど)とデータの受け渡しをすることができません。
しかし「オラクル」というシステムを仲介役にすることで、それらの外部データをブロックチェーンやスマートコントラクトに連携できるようになります。
Chainlink(LINK)はこのオラクルの一種であり、Chainlink(LINK)を利用することで外部データをスマートコントラクトに取り込んで活用することができます。
2 異なるブロックチェーン同士を接続できる
Chainlink(LINK)はブロックチェーンの外にあるデータだけではなく、異なるブロックチェーン同士を接続することもできます。
ブロックチェーン同士を直接つなげることは本来できません。しかしChainlink(LINK)で仲介することでお互いにデータをやりとりできるようになり、ブロックチェーンごとに保有する情報を活用しやすくなります。
3 信頼性の高いデータを活用できる
オラクルには大きく分けて「分散型オラクル」と「集権型オラクル」があり、Chainlink(LINK)は分散型です。
Chainlink(LINK)などオラクルを使うと外部データを使用することができますが、不正なデータが混じってしまう危険があります。
集権型で不正データの確認や排除を行うのは基本的に管理者です。もしも管理者が不正データを見逃せば、誤ったデータがそのまま利用されてしまいます。
いっぽう分散型ではノードが分散しているために相互チェックが可能です。そのため集権型にくらべて信頼性の高いデータを活用できます。
Chainlink(LINK)のチャート・価格動向
以下は2017年9月から2022年8月までのChainlink(LINK)の価格チャートです。
Chainlink(LINK)は発行された2017年9月は約19円でしたが、2018年1月に一時150円をつけました。
この時期はいわゆる「ビットコインバブル」で、Chainlink(LINK)もその流れに乗っています。
2020年に入ると、DeFiへの注目の高まりから関連銘柄に資金が流入しました。そのためChainlink(LINK)も年初から8月までで9倍に値上がりしています。
2021年以降は仮想通貨市場全体のトレンドに沿う形で変動しており、現在は1,000円付近で推移しています。
Chainlink(LINK)の今後の見通し・予想
Chainlink(LINK)はこれまでのところ、仮想通貨市場全体の値動きとほぼ同じ状態で推移しています。
しかしDeFiやNFTなど関連分野への注目度は依然として高く、今後の発展次第で価格にもポジティブな影響が出るのではないでしょうか。
Chainlink(LINK)の買い方
Chainlink(LINK)は国内の取引所で購入することができます。
今回は最短即日の口座開設も可能な「ビットポイント」での購入方法を紹介します。
口座開設
口座開設はスマートフォン向けアプリからでもパソコンからでも可能です。今回はスマートフォンアプリで解説します。
・iPhone https://apps.apple.com/jp/app/id1517332591
・Android https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.bitpoint.bitpoint&hl=ja
「新規登録」を選択します。
メールアドレスの登録画面が表示されます。「個人口座」にチェックを入れて、あとは画面の指示通りに情報を登録していきましょう。
入金
審査が完了したら、日本円を入金します。振込方法は以下の2つです。
- 銀行振込
- 即時入金
即時入金は手数料がかかりませんが、振込入金では金融機関所定の振込手数料がかかります。
購入
「LNK チェーンリンク」を選択して、「買う」をタップします。
あとは買いたい数量を指定するだけで、購入することができます。
Chainlink(LINK)を取り扱っている国内外取引所は?
国内外でChainlink(LINK)の取り扱いがある取引所を紹介します。
国内取引所
ビットポイントなど5社で売買が可能です。(2020年8月30日時点)
販売所 | 取引所 | |
ビットポイント | ○ | – |
bitFlyer | ○ | – |
Kraken Japan | ○ | ○ |
ビットバンク | ○ | ○ |
SBI VC トレード | ○ | ○ |
初めて購入する場合は、「販売所」のほうが操作が簡単なのでおすすめです。
海外取引所
- バイナンス(Binance)
- バイビット(Bybit)
- ゲートアイオー(Gate.io)
- クーコイン(KuCoin) など
海外取引所は日本人の利用が制限されている場合もあります。サービスの提供状況を確認して利用してください。
Chainlink(LINK)はやばい?将来性について
Chainlink(LINK)には将来性があるのでしょうか。影響を与えそうな要素について解説します。
格付けは「B」評価
仮想通貨の投資格付けを行うSIMETRIによると、Chainlink(LINK)は「B」評価です。
中でも「Market Opportunity(市場機会)」の項目は8.5と、Chainlink(LINK)の強みが評価されています。
SIMETRIでは「B-」以上を「Investable(投資に適している)」としており、ひとつ上の「B+」評価にはイーサリアム(ETH)などが属しています。
企業との連携
2022年8月にはGoogleの天気データをスマートコントラクトで使用できるようになりました。
Googleは2019年にChainlink(LINK)との提携を発表しており、天気による消費者行動の分析や予測、農業関連の保険をDeFiで提供するなど活用用途が期待されています。
Chainlink(LINK)のQ&A
Chainlink(LINK)に関するよくある質問に答えます。
「Chainlink(LINK)」とLINEの仮想通貨「LINK」の違いは?
Chainlink(LINK)のほかに「LINK(LN)」という仮想通貨がありますが、このふたつはまったく別物です。
LINK(LN)はLINE社が開発運用するLINE Blockchainで利用される仮想通貨で、LINEユーザへの利益還元などに利用されます。
Chainlink(LINK)はマイニングできる?
Chainlink(LINK)はマイニングによって発行されません。
ステーキングはできるので、自分でノードを立てるか、取引所などのステーキングサービスに参加すれば報酬としてChainlink(LINK)を受け取ることができます。
Chainlink(LINK)の最新情報はどこでわかる?
Chainlink(LINK)の最新情報は公式サイトや公式SNSで発信されていますが、いずれも日本語には対応していません。
大きなアップデートの際は、国内のChainlink(LINK)を扱っている取引所からお知らせが出ることもあります。
画像・データ出典
Bitpoint 公式アプリ(iOS版)
CoinMarketCap https://coinmarketcap.com/ja/currencies/chainlink/
SIMETRI https://simetri.cryptobriefing.com/ratings/
Google公式blog https://cloud.google.com/blog/products/data-analytics/building-hybrid-blockchain-cloud-applications-with-ethereum-and-google-cloud
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